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番長皿屋敷の使い方


ポートマルチプライヤ PM5P-SATA2 を使って
番長
皿屋敷で大容量外付けHDDケースを作る



作業は必ず手袋をはめて行ってください。金属のエッジで手を傷つける場合があります。



自作外付けHDDケース番長皿屋敷
HDDBS-16Bの使用例

■方針

なるべく安く大容量で安定した外付けHDDケースを作る。





■材料

外付けHDDマウンター金具 番長皿屋敷 HDDBS-16B ×1

コストパフォーマンスに優れた自作HDDケース番長皿屋敷
HDDBS-16B


ポートマルチプライヤ 玄人志向製 PM5P-SATA2 ×3

HDD大量増設の決め手PM5P-SATA2ポートマルチプライヤ
PM5P-SATA2
※ポートマルチプライヤPM5P-SATA2について
番長皿屋敷を製品化するにあたって500GBHDD7台をストライプ(RAID0)し3.5TBの論理ディスクを作成して無停止24時間稼動で1ヶ月間連続コピーを行ってポートマルチプライヤPM5P-SATA2の安定性を試験した。その間1度の停止もエラーもなく実験は終了した。SATAソフトRAIDカードSii3124との相性は抜群で一部でささやかれている廃熱不足による不具合は現行品では一切認められなかった。しかし初期不良は若干率あるらしく主にその症状はシリコンイメージ製のSATAカードでも5port全部認識しないというものだ。入手したらまず全ポートにHDDを接続し初期不良の機能不全が無いか確認しよう。
(windows2003server/PM5P-SATA2赤基板・ヒートシンクなし版で実験)

5mmLED(コード長50cm) ×13
ポートマルチプライヤ起動ランプも欲しければ+3。その際、50cmではケーブル長が足りなくなるので、10cm単芯LED延長ケーブルが8本必要

HDDケースのアクセスランプに使用するLED HDD増設用ラックに設置できるLEDは直径5mm
アクセスランプ用LED


フロッピーディスク用電源分岐ケーブル
通常ATX電源にはフロッピーディスク用電源コネクタが2系統しかない。ポートマルチプライヤの電源コネクタがフロッピーディスク用コネクタと互換なので、HDD用4pinコネクタからフロッピーディスク用電源コネクタに変換する延長コードが1本必要になる。

HDD用電源からFD用電源に変換するコード
フロッピーディスク用電源分岐ケーブル

ATX430W電源 ×1

HDD増設時に必要になるATX電源
ATX430W電源

HDD締結用インチネジ ×39
HDD締結用ゴムワッシャー付きインチネジ アイネックスPB-024R ×2袋(13個)

HDD締結用インチネジ HDD締結用ゴム付き防振型インチネジ
アイネックスPB-024R

E-SATAケーブル(1m) ×3
PCとPM5P-SATA2接続用。PM5P-SATA2側はE-SATAのI形コネクタ。PC側はつなぐポートの形状に依存する。PC側がSATAのL型コネクタ(エル型)であればI形コネクタ(アイ型)とL形コネクタ(エル型)のケーブル。PC側がI型コネクタ(アイ型)であれば、I型コネクタ(アイ型)とI型コネクタ(アイ型)のケーブルが必要。

内蔵用SATAコネクタL(エル)型
L形コネクタ(エル型)

外付け用E-SATAコネクタI(アイ)型
I型コネクタ(アイ型)

SATAケーブルコネクタI型(アイ型) ×13
クリップ
ATX電源ショート用。
ビニールテープ
ロックタイ
ナイロン製の線を束ねる帯
92mm-25mm厚1800rpm以下のファン ×7

HDDにやさしい1800rpm以下の回転数を持ったファン
92mm-25mm厚ファン

HDD用電源4pin→SATA電源変換ケーブル (必要数)
HDD用電源分岐ケーブル (必要数)
3.5インチSATA2HDD ×13







■製作開始

 手順
  @HDDBS-16Bにアクセスランプを取付ける。
  AHDDBS-16BにポートマルチプライヤPM5P-SATA2を取付ける。
  BATX電源を取付ける。
  Cファンを取付ける。
  DE-SATAとアクセスランプの配線をする。
  EHDDを取付ける。
  F設置場所に設置する。

@ HDDBS-16Bにアクセスランプを取付ける。
アイネックス社からゴムワッシャー付きインチネジが発売されているが、このゴムリングの部分を取り外して、HDDBS-16とLEDの締結に利用する。

1.ゴムリング付きネジからゴムを取り外す
 ゴムの部分を斜めに押さえながらネジを左に回すとゴムリングがとれる。

HDD防振用ゴム付きインチネジネジからゴム部分だけを取る

2.LEDをHDDBS-16Bと締結する
LEDをHDDBS-16Sのアクセスランプ用穴に裏側から差込、表からLEDに取り外したゴムリングを通してとめる。かなりゴムを広げるので根気強く作業する。また取り付けのあと、LEDとゴムのきわをドライバーで押し込むとしっかり締結される。
※本体下面で線を切らないように注意する。

アクセスランプのLED取付けようにゴムリングを使用するHDDマウンターにアクセスランプを付けたところ HDDマウンターにアクセスランプを付けたところ正面図

A HDDBS-16BにポートマルチプライヤPM5P-SATA2を取付ける。
1.取付け方法を決める
玄人志向製PM5P-SATA2の取付け方法は2通りある。

★PM5P-SATA2をHDDBS-16Bの外側に取付ける方法で標準的な方法
使用段階ではE-SATAの入力(PC側)がHDDBS-16Bの内側、HDDとHDDの隙間部分になり、SATAの5つの出力(HDD側)は外側になる。

ポートマルチプライヤPM5P-SATA2の取付け方
HDDBS-16Bの裏側から見た写真。左外側にPM5P-SATA2が見える。


ポートマルチプライヤPM5P-SATA2の取付け方正面図
HDDBS-16Bの外面右側にPM5P-SATA2がある。

★PM5P-SATA2をHDDBS-16Bの内側に取付ける方法
PM5P-SATA2を1台搭載ごとにHDD1台分のスペースを消費するため、HDD搭載台数が少なくなる。代わりにHDDBS-16Bに搭載するファンでPM5P-SATA2を常時冷却が可能である。

ポートマルチプライヤPM5P-SATA2の取付け方2
HDDBS-16Bの内部にPM5P-SATA2がある。

ポートマルチプライヤPM5P-SATA2の取付け方正面図2
外側にはE-SATAのPC側からの入力コネクタ差込口がある。

2.PM5P-SATA2をHDDBS-16Bに取付ける
PM5P-SATA2をHDDBS-16Bに標準的な方法で外側に取付ける際、PM5P-SATA2付属のネジを内側から締めることになるが、通常のねじ回しでは大きすぎて入らないのでグリップの短いドライバーか精密ドライバーを使用してネジを締める。

PM5P-SATA2付属のネジはHDDで使われるインチネジではなくミリネジなので注意しよう。
PM5P-SATA2のネジ穴は相当硬いので、取付け前に大きなドライバーを使って一度ネジを完全に締めてネジの通りを良くしてから取付けすることをお勧めする。

ポートマルチプライヤPM5P-SATA2付属のミリネジ 精密ドライバー
PM5P-SATA2付属のミリネジ 小型精密ドライバー

B ATX電源を取付ける。
1.常時電源がONに出来る様にATX電源を改造する
  HDD増設用にATX電源を改造するを参照。

2.HDDBS-16BにATX電源を取付ける
HDDBS-16Bの右側からATX電源を差込み、左側でネジ止めする。

HDD増設金具電源部分アップ 自作HDDラックATX電源取り付け図
HDDBS-16Bの右側からATX電源を差込み、左側でネジ止めする

C ファンを取付ける。
ファンをHDDBS-16Bの裏側から入れ、表側からファン付属のネジで取付ける。

慎重にネジ止めしないと、一箇所だけが締まり、ファンのプラスチックが割れてしまうことがあるので注意する。
LEDなどの線をかみこまぬように注意する。

HDDマウンター金具完成図アップ
ファンを取付けた様子

D E-SATAケーブルとLEDの配線をする。
HDDを取付けてからではPM5P-SATA2のE-SATAの配線が出来ないので、あらかじめ内側からコネクタを挿しておく。さらにLEDの配線も後で付けると混乱するのであらかじめ配線しておく。

配線を束ねる場合、左右両側面後方に数箇所穴が開いているのでそれを利用してロックタイなどで締結してもよい。

E-SATAの差込 自作HDDマウンター金具の配線図
配線の様子

E HDDを取付ける。
1.HDDの配置
HDDを満タンに配置する場合は問題はないが、HDDの搭載台数が少ない場合、HDDの配置に工夫が必要だ。

段数 配置
16段目 ATX電源
15段目 ATX電源
14段目 ATX電源
13段目 HDD
12段目 -
11段目 -
10段目 HDD
9段目 -
8段目 -
7段目 HDD
6段目 -
5段目 HDD
4段目 HDD
3段目 HDD
2段目 HDD
1段目 HDD
金具を固定しない場合


段数 配置
16段目 ATX電源
15段目 ATX電源
14段目 ATX電源
13段目 HDD
12段目 -
11段目 HDD
10段目 -
9段目 HDD
8段目 -
7段目 HDD
6段目 -
5段目 HDD
4段目 -
3段目 HDD
2段目 -
1段目 HDD
金具を固定した場合


最上段(ATX電源搭載時は13段目)と最下段にHDDを配置する。(構造を強化する)
HDD間の隙間を空けすぎない。(隙間が多いとHDDBS-16Bの側板が振動する場合がある)
本体を固定しない場合なるべく下段から設置する。(重心を低くし、転倒を避ける)
2.HDDの締結
HDDをネジ止めする場合、平らなところにHDDBS-16Bを置いて行う。すべてのHDD締結ネジを軽くとめて(すでに設置してあるHDDがある場合、それらのネジすべてをいったん緩めて)から、その後きつくネジ止めを行う。(本体のゆがみを防止するため)







■HDD配線の注意事項

電源やデータケーブルが後々緩んだり抜けると厄介なので、試運転で動作確認後、接続部分すべてをホットボンドやシールで補強しておいたほうがよい。また電源の分岐に際しては、ほぼ等分に分岐する様にし1回線に電源が集中しないようにする。多段分岐した場合、ATX電源の容量に余裕があっても末端で電圧低下がおき問題が起こる場合が多い。スピンアップなどコンピュータのフェーズによって必要電源容量が変化するので今現在問題がないといって、将来の保証を得たわけではないことを知っておこう。
HDD劣化の原因と対策
  のページにHDDやファンの必要な電源容量が記述してあるので一度そちらを参照されたい。









■設置場所

転倒防止のためなるべく本体下面の穴を使って、床や台、広い板などに木ネジを使って固定する。またHDD番長などの金属の上に設置する場合振動を防止するため硬質ゴム(15cm×15cm×5mmが300円くらいでホームセンターで販売されている。2枚必要)を敷き、その上からタッピングビスで留める。

転倒すると思わぬ事態が発生するので注意が必要である。例えば転倒時に接続コードが抜けずE-SATAやSATAのコネクタが接続してあるPCIカードが破損したり、マザーボードの同様コネクタ部分が破損したりする恐れがある。転倒防止策およびコード引っ掛け対策は真剣に考えるべきである。









■完成

これで1TBのHDDを13台収納すれば13TBのHDDケースの完成だ。現在のマザーボードではマザーボード本体でSATAやIDEで10台前後接続できるものが多い。PCIスロットやPCI-Xスロットで3スロット空きがあれば、ポートマルチプライヤに接続可能なSilliconImage社製チップを搭載した4ポートのSATA-2カードが5000円前後で販売されている。これを利用すればPCIスロット数3×ポート数4×ポートマルチプライヤ分岐数5=60台接続できる。またPCI-Eスロットも3スロットあるものがあり、そのうちビデオカードが1つ占有するものの残り2スロット使える。2000円程度のポートマルチプライヤが使用できるSATA2ポート品を導入したとして残りPCI-Eスロット数2×ポート数2×ポートマルチプライヤ分岐数×5=20台接続できる。
 これをすべて足し合わせれば、普通のマザーボードでも合計90台以上のHDDが接続でき、2007年夏現在で販売されている際大容量のHDDは1TBなので、がんばれば90TBシステムは構築が可能ということになり、これだけあれば死ぬまで使っても使い切れないのではないだろうか。しかしそんな巨大システムでも番長皿屋敷は7台で実現できる。








■実施例

HDD大量増設用ケース番長皿屋敷使用例





自作外付けHDDケース番長皿屋敷
番長皿屋敷で多量に搭載されたHDDの例

SATAとポートマルチプライヤを使用した場合(番長皿屋敷×3台使用)
3.5インチHDDSATA 500GB×38台 250GB×1台 IDE 300GB×1台 120GB×1台
合計20.1TB 42台

番長皿屋敷なら楽勝です。



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ハードディスクの寿命
外付けハードディスクケース

外付けHDDケース

外付け ハードディスク ケース 自作金具番長皿屋敷紹介ページ 外付けハードディスクケース 金具使用例
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ポートマルチプライア PM5P-SATA2 を使用して ハードディスク ケース を作る。

ハードディスクが長寿命化するハードディスクケース


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 このページは理由なきHDD拡張をし続ける粋人のために作られた。PCに比類なき多量のHDDをいかに設置するかを研究、実験、報告するページである。ここに記載された内容は、筆者本人が信じて疑わないことであるが、世間的に必ずしも正確であるとは言えないことを宣言しておこう。またこのページを参照しての実験はすべて自己責任で行ってほしい。なおその結果について当局は一切関知しないからそのつもりで。リンクについてだが、無断でおおいにやっていただきたい。それはこのページ内に筆者が製造販売している番長グッズが存在しているため、宣伝したいからである。よろしくおねがいいたします。



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